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感想&パスタ

思いつくまま感想を書いて、パスタを食べる日々

お気に入りの小説 「ダークエンジェル」 死と言うものは。。

小説

「ダークエンジェル」と言っても、アメリカのドラマの話ではないです。

メレディス・アン・ピアスさんのファンタジー小説です。

 

翻訳の文庫本は既に絶版となっていて、もう少しすると読めなくなるでしょう。

 

昔、小説を書くことは「後世に名を残すこと」と言われました。

現代では、書店の書棚のスペースから漏れたものは絶版となり消えていきます。

デジタル化されても、膨大なデジタルの山の片隅にポツンと置かれ、

ユーザの視界からは消えていくことになります。

 

19世紀には考えられなかったことかも知れませんが、

今は、小説がどんどん死んでいきます。

 

 

さて、「ダークエンジェル」。。

 

主人公は年上の美しい女主人に奉公している少女です。

その女主人がイカルス(吸血鬼)にさらわれます。

 

吸血鬼は綺麗な女を花嫁にして殺すと言われています。

主人公は吸血鬼に復讐をするために向かいます。

 

ところが、飛んできたイカルスはクリスタルのように美しい青年でした。

あまりの美しさに復讐の手がとまり、

「わたしもあなたの花嫁になるのですね?」

 

ところが、イカルスは冷たく笑い。

「おまえは醜すぎる。わたしの花嫁たちの小間使いにする」

魂を失って亡霊となった花嫁たちとの生活が始まります。

 

そんな彼女も年が経ち、美しく成長します。

イカルスは「お前は美しい、わたしの花嫁にする」

と言います。

 

彼女は自分で花嫁衣装(死装束)を用意して、

亡霊たちに「今夜、あなたたちを自由にするため戦います」

と告げます。

 

。。

 

 

この作品で、わたしに死を

「忘却して天に昇ること」

 

死んでも俗世界に執着することは、

自分では「解決できない輪にはまること」。

 

と悟りました。

 

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昔、よく空を飛ぶ夢を見ましたが。。

 

下を飛ぶと、属性とのつながりが強く、

高く飛ぶと、俗世界との繋がりが弱くなりました。

 

さらに高く飛ぶと、

明るく輝くひかりがあまりにも幸せすぎて

そちらに飛んで行きたくなる。。

 

「死」と言うものは、こんなものなのかなと。。

私の中では整理しています。

 

 

わたしは宗教家ではありませんが。。

 

「死」は誰にでも均等に漏れなく訪れるものです。

「死」に直面して悩んでいるかたがわたしのつまらない話で、

気持ちが軽くなって頂ければ幸いです。

 

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ダークエンジェル