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感想&パスタ

思いつくまま感想を書いて、パスタを食べる日々

お気に入りの映画 「インターステラー」

映画

虚空の宇宙に漂う一隻の宇宙船。

その目的は1つ。

雑念の入る余地はありません。

それが、SF映画です。

 

SF映画「インターステラー」では、

地球は変わり果てた姿となっています。

 

インターステラー(字幕版)

 

人々は飢えに苦しみ、

かつての科学技術の輝きは失せています。

 

そんな彼も、かつては宇宙飛行士だったのに、

今ではトウモロコシ畑の農家です。

 

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彼は実直な息子と、英才の閃きを見せる娘を残して、

人類を救うために宇宙に飛び出していきます。

 

目的地は、土星の軌道上に現れたワームホール

そこから、人類の新しい故郷となる惑星求めて、別の銀河へ旅立つのです。

 

光すら飲み込むブラックホール

光が脱出できない境界線は「事象の地平線」と呼ばれ、

その先は人知を超えた世界です。

 

人類が地球を飛び立つには重力の謎を解き、

巨大な宇宙ステーションを飛び立たせる必要があります。

 その鍵は、ブラックホールの「事象の地平線」の向こうにあると言われています。。

 

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この映画「インターステラー」は、最新の宇宙科学の要素を詰め込んだ、

最新のSF映画です。

でも、この映画のすごいところは、これだけSF要素やCG満載なのに、

濃いぐらいの人間のドラマになっていることです。

 

もう、伝説の映画「2001年宇宙の旅」のことは忘れてください。

映画「インターステラー」は間違いなく、現時点で最高のSF映画です。 

 

この映画は雑念が入らないように、深夜の時間に男一人で見てください。

彼女・家族と一緒に見て、共感しようとは思ってはいけません。

 

父の娘への愛と献身。

映画「アルマゲドン」と共通するこのテーマは、

男にしか理解できないからです。

 

もし、ついうっかり、彼女・家族と一緒に見てしまったら。。

彼女達が寝てから、こっそり一人でもう一度見ましょう。

 

男なら、この映画は泣きます。

 

ところで、この映画には今まで見たことのない無骨なロボットが現れます。

いつも、TARSしか語られませんが、わたしはCASEの方が好みです。

「Learn from the master」

 

 

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お気に入りの映画 「オーケストラ!」(Le Concert)

映画

フランスの感動的な映画「オーケストラ!」

 

オーケストラ! (字幕版)

 

日本で映画版「のだめカンタービレ」が上映されていた頃、

フランスでは素晴らしい映画が生まれていました。

 

フランス映画なのにロシアが舞台。

アンドレイは政治弾圧でオーケストラの指揮者の地位を失った男。

今はボリショイの掃除夫として働きいています。

妻は共産党のサクラで小金を得る生活です。

 

団長室を清掃中に見た1枚のFAX。

そこに彼は、もう一度指揮棒を振るチャンスを見いだします。

 

映画の中でまで底辺の生活を見たいとは思わないから、

前半のロシアでのシーンはキツイかもしれません。

 

でも、パリについてから、胸がドキドキする展開となっていきます。

 

「ロシア人に遅刻はつきもの」と練習をしない団員たち。

彼らはパリに来たけど、素晴らしい演奏で見返してやろうという気はありません。

長らく弾圧されてきたので、そんなことはできないと思っています。

 

コンサートの時は迫ってきます。

奇跡は起きるのでしょうか?

それとも、アンドレイの夢想だけで終わってしまうのでしょうか?

 

 

日本ではどこそこのコンクールで優勝したとか、高音部の音が素晴らしいとか、

それだけで、演奏家が人気者になりCDが売れたりします。

 

でも、それは間違っています。

コンクール1等を取ることは、イコール巨匠ではありません。

 

曲を高度に理解し、愛することができて初めて、

演奏家は巨匠になります。

 

この映画のバイオリンのソリストの演奏は最高です。

特に、最初の弦を切り返しながらの演奏は素晴らしいの一言です。

 

映画の中で老貴婦人が「うまいじゃない」と唸りますが、

その通りです。

 

ここまで素晴らしい演奏は聴いたことがありません。 

実際に演奏している方が、チャイコフスキーバイオリン協奏曲の最高の演奏者(Sarah Nemtanu)だからです。

 

それに、アンドレイの指揮ぶりはとてもカッコいいです。

巨匠の指揮ぶりです。

 

演奏や指揮は撮影はカット割り多用していますが、

監督がどんな演奏・指揮をすればカッコいいか理解しているからこそできることです。

 

この映画を見てから「のだめカンタービレ」の評価が下がりました。

無理もありません、

映画版「のだめカンタービレ」で玉木宏の指揮ぶりはまるで、

学生の合奏大会の指揮者です。

 

演奏の最後にアンドレイが大きな身振りで指揮棒を振り終えます。

あとは感動と涙のみです。

 

映画作りの原点を見失ったアメリカ映画に飽きた方、

この映画を最後まで楽しんで、涙を流してみてください。

あなたの人生に深みが増すのは間違いないです。

 

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お気に入りのドラマ「高慢と偏見」

ドラマ

ジェイン・オースティンの小説「自負と偏見」(Pride and Prejudice)が好きで、映画は3つ見ています。 

 

高慢と偏見グリア・ガースンローレンス・オリヴィエ

 評価が高いので見てみたらびっくり。

 真のジェイン・オースティンファンは見る必要ありません。

 

プライドと偏見キーラ・ナイトレイ

 とてもいいです。キーラの「プライドと偏見」はこちらで書いています。

garlands.hatenablog.com

 

そして、今回紹介するBBC制作のドラマ「高慢と偏見」です。

 

高慢と偏見 [DVD]

 

イギリスでは放送当時に街角から人気が無くなるほど人気でした。

このドラマでコリン・ファースに惚れ込んだ人が、「ブリジット・ジョーンズの日記」の書き上げたことは有名な話です。

 

このドラマはBBCが製作しているだけあって、セリフまわし、舞台設定などが原作に一番忠実です。

 

お気に入りのシーンをいくつか挙げてみます。

 

ネザフィールドでの舞踏シーン

  

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エリザベスは従兄のコリンズ、そしてダーシーとダンスします。

現在の社交ダンスとは違い、複数の男女が一列に並んで一斉に移動します。

コリンズが踊りを間違えて、他の女の人とぶつかってしまいます。

これだけ複雑だと踊り慣れていないと仕方ないかな。。

 

でも、とても楽しそう。。小学校のフォークダンスを思い出します。

 

ダンスの曲を演奏する楽団も時代考証が出来ているなと感じます。

特筆すべきは板の床。

男女が踊って歩き回る時に木の床が「ギシギシ」鳴ります。

 

エリザベスやダーシー達はジェントリー階級です。

王侯貴族なら大理石の床かもしれませんが、ジェントリー階級でれば木の床が相応しいです。

日本の洋館(函館公会堂など)だって、板の床ですから。。

この床が鳴るのがとてもリアリティがあります。

 

ロージンズ邸でピアノを弾きながらの会話

エリザベスはお金持ちや豪邸に気後れしません。

それどころか、ピアノを弾きながらダーシーをからかってみたりします。

ジェイン・オースティンの姿がちらりと垣間見えるシーンです。

 

姉ジェーンに手紙を書くシーン

ジェイン・オースティンは毒舌とジョークの効いた手紙を姉にたくさん送っていました。

エリザベスも姉に手紙を書きますが少し毒舌です。 

ここも、ジェイン・オースティンの姿が垣間見えるシーンです。

 

ペムバリーでの会話

 原作を読んだ人には一番魅力的なシーンは、やはりペムバリーでのシーンでしょう。

 

馬車で立ち去るエリザベスたちをダーシーが見送る時、豪華な邸宅のそばではなく、きれいな庭園の片隅でした。

 

原作で、ペムバリーの「一番の魅力はその庭園」と描かれているとおりです。

 

 

このドラマは原作にとても忠実で、ジェイン・オースティンのファンならとても嬉しくなります。 

ただ一点、残念なシーンもあります。

 

ジェインのお見舞いに歩いていくエリザベス

 お転婆なエリザベスの表現したかったのか、泥んこ目掛けて着地させたのは残念です

 

ダーシーはちょっと寡黙すぎた感じはあります。

でも、この寡黙な恋する男がイギリス中のハートを掴み、コリン・ファースをメジャー俳優へ押し上げることになります。

 

寡黙すぎるダーシー

コリン・ファースずっと寡黙なダーシーを演じます

原作ではダーシーは人見知りですが、 寡黙ではありません。

ダーシーとエリザベスが、初めて自分たちのことを語り合うシーンまで、寡黙なダーシーなのはイメージが合わないです。

 

 

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お気に入りのドラマ 「La femme Nikita」

ドラマ

「ビー・イング・エリカ」と同様、カナダ製作のドラマです。

アメリカで英語に苦しんでいた時に、このドラマは毎週必死になって見ていました。

 

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ニキータは警官殺しで有罪とされ、セクション・ワンに連れてこられます。

そこで、彼女は「死刑なり墓に埋葬された」扱いなり、このセクション・ワンのメンバーとして生きることを求められます。

 

セクション・ワンは政府の組織で目的はテロリストや要人の暗殺です。

セクション・ワンは警官殺しのゴロツキを求めていた訳です。

彼女は、実は警官を殺していません。現場に居ただけで無罪です。

 

「キャンセルされたくなかったら、それは黙っていることだ」と囁かれます。

彼女は公式には死刑となっています。不要な人材となれば死が待っている。

 

ニキータは 金髪で大柄。

スーパーモデルのようにどんな衣装も着こなしてみせる。

 

指導役はマイケル。

モデルのような容姿の彼は寡黙でミステリアス。

ニキータのことを好きなのかすら分からない。

ニキータを仕事に呼び出すコードネームは「ジョゼフィーヌ」。

 

音楽は、ファッションショーのようにリズム感がありながら、妖しさと哀愁に満ちている。

 

セクション・ワンのボスの恐ろしい人。

ミスをすると「キャンセル」しろと脅します。

セクション・ワンは秘密組織、そこを首になると言うことは死を意味します。

ニキータはボスから嫌われているので、常にボスの監視にさらされています。

 

彼女の美貌と優秀さは、セクション・ワンには欠かせない存在です。

それが分かっているニキータはいつも挑戦的です。

 

 

ニキータはフランス映画「ニキータ」から一部の舞台とストーリーを借りた別のストーリーです。

 

ニキータは北欧系、マイケルはフランス系、ボスはイギリス系の匂いがします。

 

カナダはフランス系のケベック州と、それ以外のイギリス系に分かれています。

(小説「赤毛のアン」がフランス系への蔑視がひどいことで有名です)

そんな、英語系・フランス系の対立の構図の中に、北欧系のニキータが美と強烈な個性をばら撒きながら、セクション・ワンで活躍する。

 

カナダ人の心の中に渦巻いているものを、垣間見たような気がするドラマです。

アメリカ版でリメイクされた時、「La femme Nikita」の謎めいた力が抜け落ちていますが、アメリカ人はアメリカ人だからですね。

 

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お気に入りの映画 「オブリビオン」

映画

舞台は、スカブ(異星人)からの侵略戦争で荒廃した未来の地球。

人々たちは軌道上の巨大ステーションテッドで暮している。

 

主人公のジャックとヴィクトリアはたった二人で、海水からエネルギーを採取するプラントを守るドローンを管理しています。

 

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舞台が地球なのに、地球上は彼ら二人だけ。。と言う寂寥感。

その住まいは汚染を避ける為、1000mの柱の上に立つSkyTower Tec49。

 

なんというSF感でしょう。

 

 

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全自動で敵味方を判断して攻撃するドローンは、

球状のボディに4門のビーム兵器を搭載したシンプルなデザインです。

瞬時に敵を識別し、ロボットとは思えない有能さ素早さで攻撃します。

戦闘で壊れても、部品を交換するだけで即任務に復帰できます。

 

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それに、シンプルでクールなデザインの数々。

ジャックが使う移動ポッドも、外見からスイッチに至るまで全てデザインが素晴らしい。

 

このSkyTowerの撮影はCGではなく、全て自然の映像を実際に撮影し、SkyToweを収めたスタジオ内のスクリーンに映し出し、そこで俳優を演技させ撮影しているそうです。

 

通常、俳優はブルースクリーンの上に立って、「爽やかな景色ー」とセリフを言います。

でも、この映画では俳優が見ているもとの同じものを、観客は見ていることになります。

 

あまりにも、監督のこだわりが素晴らしすぎます。

ストーリーそっちのけで、主人公たちの代わりにSkyTowerで住んでみたくなる映画でした。

 

 

 

お気に入りの映画 「ジェイン・オースティン・コレクション エマ」

映画

 

ジェイン・オースティンと言えば小説「Pride and Prejudice」(自負と偏見)。

自負と偏見」が大好きだったので小説「エマ」を読んだことがあります。

その時は、エマの良さがよく分かりませんでした。

 

ところが、ケイト・ベッキンセール主演の映画「ジェイン・オースティン・コレクション エマ」を観て、エマがとても好きになりました。

 

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エマがどんな人かは小説の1行目でわかります。

「Emma Woodhouse, handsome, clever, and rich」

女性にとって必要な全てを備えている。。

少なくとも本人はそう思っています。

 

いつも女主人らしく背筋をピッと立てていますが、年老いた父の世話をするやさしい娘です。

彼女は、家庭教師のミス・テイラーに結婚相手を見つけたことが自慢です。

 結婚相手を探してあげること、それが彼女の楽しみになっていきます。

 

目を付けたのは、教会で見かけた寄宿舎学院の寄宿生ハリエット。

彼女の頭の中では、

ハリエットは紳士の娘。

だから、牧師のエルトンに結びつけるのが最適!

になっていきます。

 

エマの姉の旦那さんのお兄さんのナイトリーは独り身ということもあり、

よく、ウッドハウス家を訪ねてきますが、エマの思い上がりを叱ります。。

 

映画の中でケイトは、明朗かつ落ち着き払った美しい女主人エマを演じます。

まだ若いので肌も白く、あどけなさすら感じます。

 

ナイトリーの俳優さんはちょっと力が入りすぎて、エマとナイトリーさんのやりとりが喧嘩になっているのが残念です。

でも、他の映画「グウィネス・パルトロウのエマ」を見ると、ナイトリーさんの輝きが足りない。。だからちょうど良かったのかもしれません。

 

この映画で忘れられないシーンが二つ。

 

皆で馬車に乗ってピクニックに行くシーン

 

 多数の召使・小間使と、ピクニックの機材を乗せて、馬車で丘を越えます。

 ピクニックの贅沢さに驚くとともに、イギリスの田園風景がとても爽やかです。

 映画の制作者の時代考証がしっかりしていることも伝わります。

 

 

午前の光が眩しいエマ

 

 ダメなシーンもあります。

 薄く霞がかかった柔らかい午前の日差し。

 庭園でナイトリーさんと会話するエマがとても眩しそう。

 

 エマの白い肌は映えていましたが、眉間にシワが。。

 監督にもう少し配慮が欲しかったです。 

 

最後のナイトリー邸での宴会のシーン

 

 紳士・レディだけでなく、自分の荘園の小作農家の人々も呼んで、

 一緒に大広間で食事をします。

 ナイトリーさんの身分を気にしない性格、荘園の人たちへの思いが伝わります。

 イギリスの紳士・淑女の世界を描くドラマや映画で、

 こんな「人々は平等と訴える」シーンは見たことがありません。

 ナイトリーさんってすごいいい人なんだなーと心に響きます。

 そんなナイトリーさんに感化されたエマも。。

 

 多数の召使・小間使がどんどん残飯を処理するシーンがありますが、

 こんなところが、リアル感を高めてくれます。

 ここも制作者の時代考証の結果でしょうか。。

 

 

とても大好きな「ジェイン・オースティン・コレクション エマ」、おすすめです。

 

 

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お気に入りの映画と漫画 「風の谷のナウシカ」

マンガ 映画

風の谷の小さな国のお姫様ナウシカ
彼女はこの小さな国を小型飛行艇メーヴェで飛び立ち、
腐海の森を探求します。

 

腐海の毒に侵された父、風の谷の人々への愛。
それが、彼女を腐海の秘密への探求に向かわせます。
エンジン付き翼のメーヴェで風に乗ってどこまでも。。

 

ところが、世の中を破壊した巨神兵の生き残りが見つかったことで、この世界の人々を暴走が始まります。

大国と大国の戦争と廃墟。生き残ったものたちの復讐。


彼女の小さな国も荒され、彼女は人質として帝国の輸送飛行船団に連れ去られます。

そこへ、一筋の光とともに降ってきた別の国の戦闘艇が輸送機を引き裂きます。

次々に燃え落ちる輸送機。

争いによる死を止めようとするナウシカ。。


戦後の反戦ムード、ガンジーの非暴力主義、平和と反戦の想いが詰まったお話です。

 

 

風の谷のナウシカ [Blu-ray]

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ジブリのアニメ映画「風の谷のナウシカ」は見たことが多いと思います。

でも、原作の漫画「風の谷のナウシカ」を読んだことがある人はそう多くないと思います。

 

アニメ映画よりも大きな世界が描かれています。
帝国の暴れん坊お姫様も、その従者もカッコいいです。
惚れ惚れするくらい。

 

もしかすると、アニメ映画の純粋なイメージは少し壊れるかもしれませんが、
別のストーリーとしても十分に楽しめます。

 

あなたも、宮崎駿さんの思いがつまった、漫画「風の谷のナウシカ」を読んでみませんか?

 

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